環境方針

 

基本理念

地球環境の保全は人類共通の最も重要な課題であることはいうまでもありません。読売大阪プリントメディアとして新聞印刷を通じ損紙率の低減を課題とし、前向きに取り組んできました。今後も低損紙率を維持していきます。当社の事業活動がもたらす環境への負荷を低減するため、次に掲げる基本方針に基づき、環境保全活動へ組織を挙げて継続的に進め、地球環境との調和を目指します。

基本方針

  1. 環境保全活動の継続的改善を図るため、社内に推進委員会を組織します。
  2. 当社の事業活動が環境に及ぼす影響をとらえ、環境管理システムを確立。負荷低減のための目的・目標を定めて実行し、見直しを進めながら継続的に改善します。
  3. 当社の事業活動にかかわる環境影響のうち、次の項目を環境管理重点テーマとし、目的・目標を設定して取り組みます。
    1. 電力消費量の削減を中心とした温室効果ガスの排出削減
    2. 事務用紙の削減
    3. 産業廃棄物の管理
    4. 損紙率の低減維持
  4. 当社の事業活動にかかわる環境関連法規及びその他の要求事項を順守します。
  5. 一人ひとりが環境汚染予防、環境負荷低減活動を積極的に実践できるよう、この環境方針を全社員及び当社のために働く人々に周知するとともに一般の人々にも公表します。

2014年1月1日
株式会社読売大阪プリントメディア

 

環境負荷の低減

 

読売大阪プリントメディアは、読売新聞大阪本社制作局と協力し、新聞印刷時に生じる産業廃棄物を削減することで、環境負荷の低減も積極的に進めています。以下は、その主な取り組みです。

ステンレス水版の導入

モノクロページを印刷する時には、カラーインキが用紙に付かないように「水版」と呼ばれるアルミ製の刷版を使用しています。アルミ版は一度使っただけで廃棄していますが、当社では、2016年から繰り返し使用できるステンレス製の水版の導入を開始し、水版の廃棄量を大幅に削減しました。

無処理版の導入

大阪工場では、刷版を製版する際に現像が不要となる無処理版を2016年に導入しました。無処理版の導入により、CTP現像液の廃棄量を削減することができました。